タイトル

ここは、CGIの改造(初級編)についてお話いたします。

だんだんと腕が上がってくると普通のページだけではもの足りず、 CGIも自分の思う通りにカスタマイズしたいもの。 そのお手伝いをします。
当然ながら、HTMLの知識は必須ですので、HTMLがわからない人は まず最初に戻って勉強してください。


まずは、基礎知識から。
CGIというものは、たった一つセミコロン「;」が足りなくても 動かなくなるデリケートなものです。 なので、改造するときは、少しずつやることが大切です。 一遍に改造して、エラーが出たら、どこにバグがあるか分からなくなるからです。

一個所改造 → FTPでアップロード → ブラウザで動作確認

ということを何度もやらなくてはいけませんが、 めんどくさがらずにやらないと、CGIが全く動かなくなります。


さて、CGI改造で、まずやることは、設置してみることです。
改造していない状態で動かないと話になりません。まずはここが第一歩です。
次に、やりたいことを決めます。 例えば、「ASKA BBS」 (KENT WEB)を改造します。


1、「送信する」と言う文字を変える。
これはごく簡単です。その場所を探し出して文字を変えるだけです。 218行目あたりにあります。普通にHTMLで書かれているだけです。

2、上のメニューを増やす。
ここもHTMLです。ここは、

print <<"EOM";

EOM
と言う文字で挟まれているときは(HTMLで挟まれているときもあります) 普通にタグが書けるときです。これは主に、HTMLを多く書くときに使用します。 少ないときは「print」と言う文字を使います。3で説明します。

3、著作権表示(一番下)の横にTOPへ戻るリンクを貼る。
著作権表示は300行目あたりにあります。
ここに書くわけですが、

# 著作権表示(削除不可)
print "<center>$banner2<P><small><!-- $ver -->\n";
print "- <a href=\"http://www.kent-web.com/\" target='_top'>Aska BBS</a> -\n";
print "</small></center>\n";
print "</body></html>\n";
うっかりそのまま

# 著作権表示(削除不可)
print "<center>$banner2<P><small><!-- $ver -->\n";
print "- <a href=\"http://www.kent-web.com/\" target='_top'>Aska BBS</a> -\n";
<a href="index.html">TOPに戻る</a>
print "</small></center>\n";
print "</body></html>\n";
とするとエラーが出ます。
「print」で挟まないといけません。

# 著作権表示(削除不可)
print "<center>$banner2<P><small><!-- $ver -->\n";
print "- <a href=\"http://www.kent-web.com/\" target='_top'>Aska BBS</a> -\n";
print "<a href="index.html">TOPに戻る</a>\n";
print "</small></center>\n";
print "</body></html>\n";
こうすればいいのです。と、思いきや、これでもエラーが出ます。
なぜかというと、「print」で挟む時は、 「print " \n";」と言う形になります。ここにダブルクオーテーション「"」が入ってます。
ダブルクオーテーションをダブルクオーテーションで挟んでは行けないルールが有りますので、 ダブルクォーテーションの中のダブルクォーテーションの前にバックスラッシュ(と言うか円記号) 「\」で、ダブルクォーテーションの中のダブルクォーテーションをエスケープさせてやりましょう。 (ダブルクォーテーションばっかりでうっとうしい)

# 著作権表示(削除不可)
print "<center>$banner2<P><small><!-- $ver -->\n";
print "- <a href=\"http://www.kent-web.com/\" target='_top'>Aska BBS</a> -\n";
print "<a href=\"index.html\">TOPに戻る</a>\n";
print "</small></center>\n";
print "</body></html>\n";
これでエラーは出ません。 細かいレイアウトは各自でがんばりましょう。

CGIの改造は個々の責任においてやってください。
なにがあっても、私は責任を負いませんよ。

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