ここは、画像についてお話いたします。
HP上で使う画像は、他の人に見てもらうために軽く作らなければなりません。 そのため、生データであるビットマップ(.bmp) はほとんど使用されてません。一般的に、BMPを ジフ(ギフとも言う。.gif)や、 ジェーペグ(.jpgまたは.jpeg)等に圧縮して 軽くしてから、HPにあげるのがセオリーとなっております。
各特徴を言うと、JPGは、フルカラーが使えるので、写真等に効果的。
スキャナ等でスキャンした画像はまずJPGですね。
GIFは、256色しか使えませんが、その色数の少なさが軽い画像につながっています。
これは、べた塗り等をするアニメ絵に有利です。そして、それを重ねて、
動きのあるアニメーションGIFというものにすることも可能です。
しかし最近、GIFの権利問題が大きくなってます。
これは、GIFの権利を米国のUNISYSという会社が持っており、
使用料を個人にまで求めているからです。
正確には、GIFにする最の「LZW」という圧縮アルゴリズムの権利を持っています。
この「LZW」という物を使ってなければGIFを使っても平気です。
この使用料は使用契約を結んでいるソフトで作るGIFには発生しません。
しかし、フリーのソフトでも使用料が発生してしまうので、それじゃぁやっていけない
という作者の方はもうだめだ、とほぼ撤退してしまいました。
現在GIF画像が作れるソフトはすべてお金がかかるので、
HP製作者はこんなのやってられるかぁ〜!状態で、GIF撤廃も進んでおります。
今まで通り、フリーソフトでGIFを使用するには、直接米国UNISYSに契約を結べばできますが、
噂に聞くと、料金が$5000ほどかかるらしいです。
やってられません。
前まではそれほどうるさくなかったのですが、99年の後半あたりから急に厳しくなりました。
追記:すでに特許権利の期限は切れています。自由に使っても大丈夫です。
この影響でGIF形式に代わり、
今後PNGという形式が主流になると思われます。
この形式はGIFより使い勝手が悪い(アニメGIFが使えない、
最近のブラウザでないと表示できない)等が有りますが、
高いお金を払うより人道的なので、こっちに移り変わるでしょう。
なんか、ごちゃごちゃしてて分かりにく文章になってしまった気がする・・・
そのうち変えようかな。と言っても変えないんだろうけど。